1947-11-27 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第34号
先ほと御指摘のありましたように、水害地だけに對しても百萬枚ではとても足りないくらいでありますが、第一に炭鑛勞務省の住宅を建てなければなりませんので、炭鑛勞務者用の住宅の分は優先的に確保しなければならぬ。それから一般戰災者の戰災復舊の住宅、戰災復興院で直營しております計畫住宅のものも供給しなければならない。
先ほと御指摘のありましたように、水害地だけに對しても百萬枚ではとても足りないくらいでありますが、第一に炭鑛勞務省の住宅を建てなければなりませんので、炭鑛勞務者用の住宅の分は優先的に確保しなければならぬ。それから一般戰災者の戰災復舊の住宅、戰災復興院で直營しております計畫住宅のものも供給しなければならない。
次ぎに炭鑛勞務者用、それから鐡鑛、肥料、醫藥用であります。一番最初に申し上げました都市家庭配給の點が、ただいま質疑があつたことだろうと存じます。御承知のように戰後非常に砂糖が不足しておりまして、都市においては特に農村に比べて自然の甘味も乏しく、戰災その他で非常に人心が動搖いたしておりますので、われゝとして百トンの大半のものは都市家庭配給に向ける方針で今日まできております。
そのうち炭鑛勞務者用としては新設が二萬五千戸、改造一萬五千戸、計四萬戸、庶民住宅としてそのほかに大體三萬二千戸、分讓住宅として四萬戸、これらを合わせまして十一萬二千戸、これが二十六萬戸の一部である。このうちの大部分が勞務者用の住宅になつておる。こういうぐあいに考えております。